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耐久温度

「常夏」イメージをもたれがちな台湾ですが、台北は盆地であるため夏は蒸し暑く、冬は結構冷え込む日もあります。(一応ファジーな四季といった感じで)

ただ其処はやはり南国。 気温が10度を切った日には大騒ぎです。
もう、着込む着込む! ダウンジャケット(ちょっと羽の入りが少なめ)やら、ちゃんちゃんこ(最近はお洒落バージョンも多し)やら、セーター(何故かウールマークが何かのロゴみたいに胸に縫い付けているもの有)やら、兎に角ありったけ着て、寄ると触ると「今日は寒いねー」の話題でもちきり。
先日5度までに落ちたときは、何と死人も出ました。




昨年の猛暑でヨーロッパで35度を超えたときに室内に居るのにバタバタ病人やら死者やらが出た事と合わせて考えると、人というのはどうやら「耐えられる温度」というのが環境によって随分左右されるようで。

私もすっかり「南国仕様」の身体になったらしく、冬場に日本に戻ると、自宅~駅までの短い間に遭難しそうになります(笑  耐久温度20度に設定されてるようです。
(ちなみに気温30度を超えると体調がすこぶるよくなるおまけ付き)

とはいえ、「寒い」日は1年でも限られているため、暖房器具をあまり用意していない家が多いのも台湾の特徴でしょうか。 
どうやら「ちょっとしか使わないのにもったいない」という事らしいです。
寒ぅぅーーと言いながら、家でがっつりダウンなどを着こんで過ごす! これが王道です。

以前は、エアコンが殆どなく、「クーラー」機能のみのものが主流でしたが、ここ数年漸く暖房もOKのものが多くなってきました。
経済的に豊かになるにつれ、少しずつ暖房器具も普及してきていますが、耐えられないのは、冬場の喫茶店・飲食店のクーラー!!
コーヒーでも飲んで暖まろうと思ったのに、店内が南極だったという事もしばしば。
ま、これは「冷たい空気のほうがきれいな空気」というよく分からない常識(?)の影響もあるかと。

無類の寒がりと笑われる(台湾で)私は、今夜も湯たんぽを布団に入れ、デロ○ギをMAXにつけ、なんだったら布団乾燥機で強制あたためをして漸く安眠を得られるという寸法です。
by HANNIEW | 2008-01-15 02:00 | 台北の街角から


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台湾の美術書店です。 台北の片隅で日々本に囲まれ10年以上。 ぽつぽつですが思いついたことなどを書いてゆきたいと。
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